OptiFlow-xP
トロテックの画期的なエアフローコンセプトで、優れたカットの仕上がりと生産高の向上を実現
- SP-xPに搭載した画期的な集塵脱臭力およびエアーガイダンスにより、加工機の精度向上・耐用年数の延長を実現
- 16エリアに区切られたインテリジェント・デザインの加工テーブル。集塵脱臭性能が均一に備わり清掃も簡単
- エアーフローにも対応する画期的な吸引装置および保護ミラーを装備した新タイプの加工ヘッド
- 最大2種類の加工ガスを供給できるようになり、カット品質が向上したほか、セクションモードではエリアごとの個別設定が可能に
効率的にガスと粉塵を集塵脱臭することで、レーザー加工機本体の寿命を延ばすと同時に、カット・彫刻の仕上がりの精度も向上します。OptiFlow-xPシステムの搭載により、SP-xP加工機は画期的な集塵脱臭およびエアーフローコンセプトを備えるほか、次の特長があります:
インテリジェント・デザインの加工テーブル
16エリアに区切られたインテリジェント・デザインにより、SP-xPの加工テーブルには、くまなく均一な集塵脱臭力が備わっています。この機能は、加工面が完全に覆われている場合も、加工材料が小型プレートのみである場合でも有効です。
効率的に粒子を除去
煙、粉塵、粒子を効率的に加工機の側面から排気します。小粒子は小粒子セパレータ―で分離され、フィルターまたは排気システムへの侵入を防止します。これにより、フィルター交換や清掃にともなう時間とコストを削減します。
機械加工エリア内の通気開口部
加工エリア内の通気開口部を部分ごとに選択して開閉できます。通気開口部を閉じると真空を生成しやすくなり、加工中の材料を平らに、安定して設置することができます。逆に通気開口部を開くと、材料下方のエアーフローを高め、煙を素早く効果的に除去します。
画期的な加工ヘッド
- レーザーヘッドに組み込まれた最先端の集塵脱臭装置(一部コンポーネントは特許出願中)は一貫したエアーフローを確保し、煙やガスを素早く効率的に除去します。これにより、レーザーカットの質が高く均一な仕上がりとなり、彫刻も精密に仕上がります。
- ミラーに付着する粒子などを空気で吹き飛ばし、焼き付きや汚れから保護します。この能動的な機能により、レンズ交換にともなうコストを削減します。さらに、各ミラーは「status and service cockpit」でモニタリングし、最適な性能を維持します。
- 粒子はレールシステムによりX軸に沿って除去されます。レールは必要に応じて容易に手動で清掃を行うことができるため、稼働を中断させることもありません。
- 加工する材料によっては、プロセスガスの供給がカット品質を左右します。SP-xPは通常、圧縮空気を含む最大2種類のプロセスガスに対応しています。Ruby®内の材料パラメーターを使用すれば、ガス供給が制御しやすく、セクションモードではセクションごとの個別設定が可能になります。