集中型スマート制御システム
レーザー加工機、冷却ユニット、空気圧縮・集塵脱臭装置をひとつの強力なユニットに集結
- Ruby®は、SP-xPの集中型スマート制御システムとして、レーザー加工機、集塵脱臭装置、冷却ユニットをシームレスに統合し、最高のパフォーマンスを発揮します。
- ダッシュボード制御:ダッシュボードを活用して軸位置の管理とミラー温度の監視を行い、重要なパラメーターの精密制御を可能にします。
- 周辺機器の管理:レーザー加工機を稼働する前に、冷却システムを起動したり、材料の要求事項をもとに集塵脱臭力を調節したり、Ruby®で周辺機器をしっかりと監視します。
- ダッシュボードのカスタマイズ:加工機の重要なデータをひとつのインターフェースに集約します。位置設定、通気開口部、温度といった設定を調節し、具体的なニーズや操作に合わせてカスタマイズできます。
トロテックのRuby®レーザー専用ソフトウェアは、SP-xPのネットワークのハブとして機能し、レーザー加工機、集塵脱臭装置、冷却ユニットをシームレスに統合し、一体型の高性能システムを形成します。Ruby®のダッシュボードで、周囲温度やミラー温度の監視、現在の軸位置、焦点設定など、重要なデータを簡単に監視・制御することができます。
周辺機器を適切に制御
Ruby®は周辺機器すべての運転を調整します。例えば、レーザー加工機を使用する前に、冷却システムを自動で起動させます。また、集塵脱臭装置や排気システムも同様に、レーザー加工機の使用前に起動させ、加工機が稼働していないときはスタンバイモードに切り替わります。
スマートダッシュボードで一元管理
Ruby®のダッシュボードで、レーザー加工機の運転に不可欠な要素を自動で監視します。リモート用のURLにアクセスすると、自社ネットワーク内で、下記の主な設定の管理を行うことができます。
- 加工テーブル上のX軸・Y軸の位置
- 材料に合わせたレーザーヘッドの位置
- レーザー安全保護パネルの運転状況
- OptiFlow-xPによる通気開口部と集塵脱臭制御
- ミラー、周囲環境、冷却水の温度
カスタムオプションにより、より詳細な要求事項に応じてディスプレイを調整することができ、ワークフローとのシームレスな統合が図れます。