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Ruby® 2.10 - 4.12.2024

バーコード、ベクター編集、複数行テキスト、切りミゾ修正機能、Z位置決め

動的データにコードを含めることが可能に

Speedy・U300用

Ruby®で動的データの表示をカスタマイズできるようになりました。テキスト、QRコード、EAN-13、GS1-128、DataMatrixコードなどのオプションから選択できます。

Ruby®で動的データを使用した加工を行う手順の詳細については、 ヘルプセンターをご覧ください。

材料検索がさらに簡単に

Speedy・U300用

準備画面の材料セクションに追加された新しい検索・フィルター機能により、適した材料をより迅速かつ正確に検索することができるようになり、エラー発生の可能性も低減します。

Ruby®での材料の管理方法の詳細については ヘルプセンターをご覧ください。

ベクターの編集

Speedy・U300用

新たに追加されたノード編集機能により、ノードや曲線を追加・削除・編集してパスを変更できます。この機能により、レーザーカット用のベクターの最適化が図れます。 

Ruby®によるノード編集やカットに関するヒントはヘルプセンターで解説しています。

画像背景の削除

Speedy・U300用

AIの活用により、ワンクリックで画像の背景を削除できるようになりました。実際の画像・グラフィックにより仕上げは異なりますが、前景と背景のコントラストに差があるほど、より良い結果が期待できます。

複数行テキスト&静的コードの生成

Speedy・U300用

複数行テキストオプションを使用して、フォント・サイズ・色・行間隔を統一することで、テキスト全体のスタイルを統一します。また、テキストを個別に修正することなく、コンテナ内のすべてのテキストを一括して調整できます。 

さらに、QRコード、EAN-13、GS1-128、DataMatrixなどの静的バーコードをレイアウトに直接追加し、デザインを強化することもできます。

カーフ修正機能

Speedy用

カーフ修正機能は、カットされた部品のフィッティング繰り返し精度を最適化するために、選択した輪郭を定義された値で調整します。0.05~20mm(0.002~0.394インチ)の値を使用できます。インセットとアウトセットは、塗りつぶしベクターと塗りつぶしなしベクターの両方に適用できます。  

Ruby® でベクター処理を行う詳細な手順については、ヘルプセンターをご覧ください。

Ruby®でZ座標の位置決め

Speedy・U300用

設定を有効にすると、Ruby® でZ座標の位置を定義できるようになりました。この機能により、手動で焦点を合わせる必要がなくなり、よく使う材料に素早く焦点を合わせることができます。安全のため、この操作を行うには画面上での確認が必要です。Ruby®をリモートで使用している場合、この機能にアクセスするにはオペレーターモードを有効にする必要があります。

Vision Print&Cutカメラの死角を可視化

Speedy用

Vision Print&Cutカメラを使用している場合、加工エリアの上部と左側に死角が生じます。正確な位置決めを行うためには、死角となるエリアに登録マーキングを配置してはなりません。今回、準備画面上に死角エリアがハイライトで示されるようになり、エリア内の死角を補ってデザインを正しく配置することが容易になりました。

スタンプ制作工程の改善

Speedy用

スタンプ制作工程が刷新され、ユーザーがデフォルトの加工オプションを設定できるようになりました。つまり、一度設定した内容が自動的に適用されるため、スタンプデザインごとに設定し直す手間が省けます。

ジョブ履歴

Speedy・U300用

新しいジョブ履歴機能はメニューからアクセスでき、ジョブ名、ステータス、ジョブタイプ、実行時間などの詳細情報を含むレーザージョブの全体的な内容の確認が可能です。期間を特定してのフィルタリングや、必要に応じてデータのエクスポートができます。

改善・更新

画像の切り抜き機能

Speedy・U300用

画像のトリミングを素早く容易に行えるようになりました。アイコンをクリックすると、トリミングウィジェットが開き、画像を好きな大きさの長方形や正方形に切り抜くことができます。トリミングした画像の回転や変形も行えます。この機能により、画像の特定の部分を直接定義し、選択することが可能です。

スナップマーキング

Speedy・U300用

テンプレート内のスナップマーカーを簡単に更新するには、Ctrl + Alt + A ショートカットを使用してマーカーを選択し、一緒に移動させることで、相対的な位置を維持できます。さらに、「精度ステップの設定」アイコンを使用すると、カーソルを使ったマーカーのサイズ変更、回転、移動の際に、正確な動きを設定できます。また、オペレーターモードでは、矢印キーを使ってクロスヘアやレーザーヘッドを直接移動させることも可能になりました。

選択したアイテムまで素早くスクロール

Speedy・U300用

画面上で、複雑な形状の中から特定のアイテムを特定する場合も、Ruby® バージョン2.10ならば、選択したアイテムへと自動的にスクロールするため、変更が容易になります。

ハーフトーン・グラデーションのグラフィックをPDFからインポート

Speedy・U300用

PDFとSVGファイルからRuby® に線形グラデーションやグラフィックグラデーションをインポートできるようになりました。グレースケール値が色を定義し、部分的な透明効果は反映されません。

ヒント:透過部分のあるグレースケール画像は、JPG形式に変換すると互換性が向上します。  

加工機設定のインポートがより容易に

Speedy・U300用

未保存のローカルのJobControlまたはSpeedMark設定を、管理画面(トレイアプリではありません)から直接インポートできるようになりました。

バックアップデータのエクスポート

Speedy・U300用

サービスセクションに、すべてのRuby®データを1つの圧縮ファイル (.tlb) にエクスポートするオプションが追加されました。ファイルには、すべてのデザイン、ジョブ、材料、カスタムフォント、インポートプロファイル、デバイス設定、ユーザー設定、データソースが含まれます。  

.tlbファイルをインポートすると、スーパーアドミニストレータを除くすべてのユーザーが置き換えられ、デバイスの設定が更新されます。インポート処理中にジョブキューが削除されるのでご注意ください。

小さな要素やジョブの移動

Speedy・U300用

新たに追加された「移動」ウィジェットを使うと、小さな要素を容易にドラッグして正確に移動できます。

レーザー加工機のステータスの確認

Speedy・U300用

管理画面ので加工機ステイタス機能が改善され、リモートで作業している場合でも、加工機の現在のステータスの確認が行えるようになりました。

デザイン要素を特定の位置に自動で配置

Speedy、U300用

スナップマーカーが利用可能な場合は、新しいデザインの配置を迅速化するため、準備画面で最初に見つかったマーカーに自動的に配置されるようになります。スナップマーカーが残っていない場合は、通常どおり配置されます。キャンバス要素が選択されていない場合は、座標 0/0 に配置され、要素が選択されている場合はその右側に配置されます。

検索機能の改善

Speedy・U300用

Ruby® では、過去のクエリを使用して、デザイン、ジョブ、素材、インポートプロファイルなど、すべての画面で検索のオートコンプリートができるようになりました。(注:ブラウザでオートコンプリート機能を有効にする必要があります)。 さらに、あいまい検索にスコアに基づくランキングシステムを導入し、スコアが高いほど検索結果の順位が上位に表示されるようになりました。

その他の改善点:

  • ファームウェア更新プロセスの改善:ファームウェア更新プロセスを強化し、よりスムーズなパフォーマンスを実現しました。 
  • ボーダーマーキング(U300):製作画面から直接、ボーダーマーキングの有効・無効の切り替えができるようになりました。 
  • ロータリー彫刻とVision Print&Cutのアンカーポイント:ロータリー彫刻とVision Print&Cutジョブのアンカーポイントが無効になりました。 
  • ロータリー彫刻の直径:ロータリー彫刻の最小直径が1mm(0.039インチ)まで小さくなりました。 
  • 準備画面で視認できる塗りつぶしオブジェクト(U300):準備画面で、マーキングを必要とする塗りつぶしオブジェクトがグレー表示されなくなりました。 
  • Print&Cutカメラのライブビュー:Print&Cutカメラのライブビュー機能のオン・オフをタッチパネルから切り替えられるようになりました。  
  • Atmos Pureコントロール画面:タッチパネルのAtmos Pureコントロール画面を大きくし、視認性を高めました。 
  • Print&Cut機能:Print&Cut機能が有効になっている場合、加工エリアの死角となるエリアがキャンバス上に表示されるようになりました。 
  • サービスリモートアクセス:設定のサービスセクションで開始・停止ができます。
  • レンズの交換、テストパルスの有効化、テストパルスの強度とソースの調整のいずれかの設定を変更した場合でも、キューのクリアはされません。

バグ修正: 

  • OpenAPIに関連するいくつかのバグ(キューからのジョブの削除、Swagger経由で設定されたヘッダー、OpenAPIメソッドの属性、Authスキーマの表示など)を修正しました。 
  • スタンプショルダー (Speedy):ショルダー・ランプの計算時のエラーを修正し、スタンプショルダーをスムーズに提供できるようになりました。

Ruby®のパーソナルサポートを受けることができます。

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