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Ruby® 2.9 – 22.07.2024

新機能:

Ruby® REST API(ベータ版)

スピーディ・U300用

Ruby® REST API(ベータ版)の新機能により、さまざまなプロセスやタスクを自動化することができ、既存のソフトウェアシステムにRuby®を簡単かつスムーズに統合できます。

管理者のみが割り当て・取り消しの実行ができるPersonal Access Token(PAT=個人アクセス トークン)により、セキュリティを保証します。(API用に別のユーザを作成することをお勧めします)

Ruby® JobManager: 定義済みプロファイルによる自動化

スピーディ・U300用

Ruby® JobManagerでレーザー加工機の工程を自動化できます。Windowsドライブに保存場所を定義し、Ruby®で定義したプロファイルにリンクします。このネットワークフォルダにファイルを保存すると、JobManager がファイルを取り出し、プロファイルで定義された工程を実行します。各プロファイルには任意のネットワークフォルダを選択できます。
注意:プロファイルとホットフォルダをマッピングするには、クライアントPC上でJobManagerをローカルで実行する必要があります。JobManagerのダウンロード

オペレーター・モード

スピーディ・U300用

オペレーター・モードにより、LANまたはWLAN 経由でレーザーに接続されたデバイスを使用して、レーザー軸の移動などのアクションを実行できます。。操作はシンプルで、ユーザーは要求されたアクションをキーボードで実行し、確認するのみ。 ユーザーがログインしている間、別のユーザーが制御している間、またはマシンの電源が切れている間、アクティブな状態を維持します。

ユーザーのインポート・エクスポート

スピーディ用・U300

すべての権限を含む Ruby®ユーザー リストのCSV ファイル(セミコロン区切り形式のCSVファイル)のインポートが可能なので、膨大なユーザーグループを手動で入力する手間が節約できます。ユーザーを削除すると、割り当てられたすべてのデザインとジョブはスーパー管理者に転送され、引き続き保持されます。

フォントを埋め込んだPDFファイルを処理

スピーディ用・U300

インポートしたデザインファイルならば、Ruby®フォントライブラリにないフォントを使用している場合でも、PDF内の埋め込みフォントを編集できるようになりました。Ruby®は、TrueTypeフォントや一部のOpenTypeフォントといったType 3 フォントをサポートしています。(ラスターフォントはサポートされていません)

改善点・アップデート:

プロファイルのインポート・エクスポートの拡張オプション

スピーディ用・U300

プロファイル作成のオプションが大幅に拡張されました。アンカー ポイントの設定、重複するカット ラインの処理など、新たなプリセットが追加になりました。 JobManagerと連動させることで、作業プロセスをさらに自動化できます。

集塵脱臭装置Atmos Pureを統合

スピーディ用・U300

Ruby®のステータス画面から、集塵脱臭装置Atmos Pure の吸引力を調整できるようになりました。エアフローはレーザーディスプレイ上で直接調整することもできます。

より高度なフィルターオプションにより、検索機能を改善

スピーディ・U300用

「あいまい検索機能」により、完全一致検索に加えて、類似した結果も検索が可能になりました。フィルターオプションを設定すれば、ユーザー・タグごとに結果を制限することもできます。

材料表示の改善

スピーディ・U300用

材料名の画面表示を改善し、材料の選択がしやすくなりました。

ワークフローの文書化と画面録画による迅速なサポート

スピーディ用・U300

Ruby®で画面上のアクティビティが直接記録できるようになりました。この便利な機能により、スタッフのワークフローの文書化をサポートします。サービスの問題点に関しては、サービスチケットに直接添付できます。

キャンバスのスクロールの有効化・無効化

スピーディ用、U300

オブジェクトをドラッグする際に、ワンクリックでキャンバスのスクロールの有効化・無効化が行えるようになりました。

その他の改善点:

  • 新機種対応: スピーディ50 S、SP-xPシリーズにも対応
  • テストパルス:レーザー光源の選択が可能
  • タブ/タブのシリアル番号表示
  • 円形彫刻の最小直径が1 mmに

U300向けの新機能:

正確なZ軸制御

Ruby®ソフトウェアでZ軸位置決めも可能になり、より正確に焦点を合わせることができます。

マーキング用のエフェクト機能を改訂

材料の「カット」機能は「マーク」機能に統合されています。塗りつぶされたオブジェクトには塗りつぶし線が表示され、塗りつぶされていないオブジェクトは外側の輪郭(ベクター彫刻)のみがトレースされます。オブジェクトの塗りつぶしの状況が一目で判別できます。

「マーク」にはワブリング機能も含まれているため、素早い深彫りが可能です。

充填角度は対象物と一緒に回転する

充填角度は、対象物の回転に合わせて自動的に調整されます。このダイナミックな調整により、対象物の回転が同期されます。

彫刻機能にオプションの高品質モードを追加

オプションの高品質モードを使用すると、彫刻時間を延長し、彫刻の品質をさらに向上させることができます。特に写真の彫刻に最適です。この機能は標準では無効になっています。

ビットマップ自動速度モード

パワー、周波数、dpi のパラメーターに基づいて、彫刻の速度を自動的に生成します。

既知の問題点:

プロファイルを Windowsドライブに接続すると、バックグラウンドでダイアログボックスが開きます。画面録画はマイクが有効になっている場合にのみ機能します。オーディオトラックは録音されません。

Ruby®のパーソナルサポートを受けることができます。

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