木製ベニヤパズル
オリジナルのパズルを作ってみよう!
準備
材料
- べニア板(突き板合板)サイズ:600×300mm、厚み:3mm
※パズルの完成サイズは、約195×195mmです。
※無垢材や他の材料を使用することもできます。
このサンプルの木板は、トロテック・レーザー(オーストリア本社)が販売しているレーザー加工用の材料「トロテック商材」を使用しています。
※トロテック商材は日本で販売しておりません。類似品をご利用ください。
使用機種
- Speedy 400
- 120W
- 2インチレンズ
- アルミニウム カッティング グリッド
※他のSpeedyシリーズのモデルでも加工できます。
但し、パラメーターは、加工する材料の材質や色、そしてレーザー加工機の機種やレーザー出力(W)によって異なります。
ステップ・バイ・ステップ
ステップ1:デザインのデータ出力
このページのデザインファイルをダウンロードして、グラフィックソフト(CorelDRAWまたはIllustrator)で開きます。
次にデザインデータをレーザー加工機用データ(=ジョブ)に出力します。加工したいデザインを選択し、グラフィックソフトの印刷でプリンター「Trotec Engraver」を選択、環境設定をクリック、出力設定タブを表示して下記を設定します。
印刷 > Trotec Engraver > 環境設定 > 出力設定
設定が完了したら最後に印刷のOKを押すと、JobControl(ジョブコントロール)レーザーソフトウェアにデータが出力され、自動でジョブが生成されます。
印刷のデータ出力設定
サイズ設定:ジョブサイズに最小化にチェックを入れる
印刷設定(加工オプション)
加工モード | 解像度 | カットライン |
---|---|---|
標準 | 500 dpi | なし |
ハーフトーン調整 | その他 |
---|---|
カラー | 高度なジオメトリ 最初に内部ジオメトリ |
ステップ2:レーザー加工
合板を加工するのに加工テーブル「アクリル カッティング グリッド」をセットしします。
材料を加工テーブルにセットし、加工テーブル上の空きスペースを紙などで覆います。そうすると加工テーブルの吸引力がアップし、加工中の粉塵や煙が十分に吸引できて加工品質が良くなります。
次にJobControl®(ジョブコントロール)レーザーソフトウェアをPC画面に表示し、ステップ1でデータ出力した加工する材料のジョブをJobControlのプレート上に配置します。それからJobControlの「材料テンプレート」を開いて、下記のパラメーターを設定します。パラメーターの設定後、レーザー加工を開始します。
パラメーター設定
カラー | 加工の種類 | パワー (%) | スピード (%) | 周波数(ppi/Hz) |
---|---|---|---|---|
赤 | カットCO2 | 100 | 1.2 | 1000 |
パス(繰返し) | エアアシスト | Zオフセット | ディレクション | アドバンス |
---|---|---|---|---|
1 | ON | - | - | - |
※上記のパラメーター値は120Wの機種用です。パラメーターは、加工する材料の材質や色、そしてレーザー加工機の機種やレーザー出力(W)によって異なります。仕上がりの良い最適な加工を検出するために、いくつかのパラメーターでテストすることをお薦めします。また下記ページをご参照ください。
ステップ3:組み立て
木板からレーザーカットされたパーツ(パズルピース)を取り外します。パズルのピースを外した状態で、底部分のパズルベースと上部分のパズルレイヤーを接着します。2枚の板を接着剤が乾くまでしっかりと合わせます。2枚の板が完全に接着したら、パズルピースを入れて遊びましょう!