マルチレイヤーの案内板
一枚の案内板、4重のレイヤー、一味違う案内板作成テクニック。
マルチレイヤーと立体レタリングのために彫刻とカットを組み合わせました。
LED灯のバックライトを使い、案内板に美しい奥行きを持たせましょう。
準備
材料
アクリルとラミネート/彫刻可能なプラスチック 今回は3mm、6mm、10mmのアクリル板を 使用
使用機種
Speedy 360、100W、2インチレンズ
ステップ・バイ・ステップ
ステップ 1
ステップ1:デザイン
PDFファイルをご利用中のグラフィックソフトで開きます。
次にデザインデータをレーザー加工機に送信し、カットと彫刻を行います。
ステップ 2
ステップ2:レーザー加工
レーザー加工機のパラメータ設定は使用する機種や出力によって、設定値が異なります。
パラメータ設定
(Speedy 360、100W、2インチレンズの場合)
【彫刻(黒)】
レーザー出力:60%、速度:100%、解像度:500 dpi、エアアシスト:ON ヒント:集塵機能を利用して、材料を粉塵から守り、清潔に保ちましょう。
【カット(赤)】
・3mmアクリル板
レーザー出力:40%、速度:0,2%、周波数:20.000 Hz、エアアシスト:ON
・6mmアクリル板
ベクトル彫刻:レーザー出力:10%、速度:1%、周波数:2000 Hz、エアアシスト:ON
カット:レーザー出力95%、速度0,2%、周波数:20.000 Hz、Z軸オフセット:-2mm、エアアシスト:ON
・10mmアクリル板
カット:レーザー出力:95%、速度:0,1%、周波数:20.000 Hz、Z軸オフセット:-3 mm、エアアシスト:ON
ステップ 3
ヒント
- ラミネートの彫刻と3mmアクリル板のカッティングには2インチレンズを使いましょう 。
- 6mmと10mmのアクリル板のカッティングには2.5インチレンズを使います。また、アクリルカッティングに
- 最適の結果を出すには優れた集塵機能が極めて重要です。
- 適切な準備が成功の鍵:レイヤーを両面テープを使って固定しておけば、組み立てが素早く行えます。
- より簡単な位置調整:基板とラミネートを彫刻しておけば、 正しい位置調整がしやすくなります。
- 一番上のレイヤーを10mmアクリル板の上に置くことで立体感のある視覚効果が出せます。