Ruby® 2.4 - 13.09.2022
新機能:
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ビットマップトレース機能
ロゴなどのビットマップをベクターに変換できるインテリジェントな機能です。作品のエッジがクリアでシャープになります。また、ベクター化された画像は品質を落とすことなく任意のサイズに拡大・縮小できます。さらに「外周のみ」をトレースすることで、デザインのカットラインを短時間で作成し、レーザー加工の生産性が向上させることができます。
詳細については次をご覧ください: Rubyのビットマップトレース機能
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高度なアレイ機能
改善されたアレイ機能により、ジョブ内の設計の複数のコピーの作成・配置を容易かつ迅速に行えるようになりました。コピーの総数と配置方法を入力するだけです。ワークベンチ全体を埋め尽くすこともワンクリックでできます。アンカーポイントでページ制限を設定できます。必要に応じて個々の要素も削除できます。
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準備画面上でデザインを自動的に整列
準備画面上のデザインが隣り合って配置され配列されるようになりました(以前は常に0/0の位置で重なっていました)。
改善と更新:
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テキスト入力の改善
Ruby® は、テキスト入力メソッドを組み込むコンピュータシステムに対応できるようになりました。これにより、他のオフィスプログラムと同様に日本語など東アジア言語のテキストを簡単に直接入力できるようになりました。
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PCのクリップボードからRuby® にオブジェクトをペースト
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複数テキストオブジェクトのプロパティーの変更
選択した複数テキストオブジェクトのプロパティーを同時に変更・入力できます。
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線スケーリングの値をゼロにできるようになりました
線を完全な水平または垂直にするには、線にゼロ値を直接入力します
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ツールヒントの改善
長すぎて表示できないツールキャプションもツールヒントで対応
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ユーザーインターフェースで表示する単位を統一
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更新の通知ボックスにリリースノートへの直接リンク
インストールを始める前に更新内容を確認できます
主なバグ修正:
- Ruby加工機で実行スイッチをオフにした状態でジョブ時間を計算可能
- IDSカメラ画像のトリガの改善
- Visionカメラのハングアップの 修正
- ファイバーレーザーの周波数を65 kHzから200kHzまで調整可能
- 複数ページのPDFが「単一デザイン」モードでインポート可能
- Rubyを最初に実行した時のメッセージ 「設定を保存できません-要素が見つかりません」を修正
- PDFのインポートの改善
- セットアップの改善
既知の問題点:
- アップデート後にリモートアクセス証明書のインストールが必要です
- 一部のフォントでレンダリングの問題があります。テキストがボックスとして表示されることがあります
- ビットマップをトレースする際にベクターパスを個々の要素に分割できません
- ビットマップトレース機能のライブプレビューはまだ利用できません
- DXFファイルを間違ったスケーリングでインポートすることがあります
- 複数選択したオブジェクトを不均等にスケーリングができません
更新日2022年9月15日