Tandem Assist機能

トロテックのSP2000/SP3000対応のTandem Assist（タンデムアシスト）は、加工機を操作するオペレーターが、効率良くミスなく作業を行えるようにサポートする機能です。

このJobControl®レーザーソフトウェアの新機能により、SP2000/SP3000の広い加工エリアを２つのゾーンに分割できます。これにより、ゾーンAで材料を加工している間に、ゾーンBからカットした材料を取り出し、次の材料をセットすることが可能になります。Tandem Assist機能で、アイドリングタイムを最小化し、生産性の大幅アップを図りましょう。

ワークフローの効率化

Tandem Assist機能は、PC画面上のJobControl®レーザーソフトウェアで操作ができます。ゾーンAとゾーンBを定義し、PC画面上の加工エリアに加工したいデザインデータ（JobControlのジョブ）を配置します。

加工スタートのコマンドは、JobControlからレーザーカッターに直接送信されるので、Job画面上の「Ready」ボタンを押すと加工を開始します。まず、ゾーンAの材料から加工を開始し、すでにゾーンBの「Ready」ボタンが押されている場合には、続けてゾーンBの加工を開始します。

加工エリアを2つのゾーンに分割することで、1つのゾーンのみでの作業と比較して、作業できるエリアと時間の制限が少なくなります。また、Tandem Assist機能は一つのジョブが完了後に同じゾーンでの新たな加工ができないように設定されているため、操作エラーをなくして安心して作業を行うことができます。