ヴィンテージ看板「Diner」
トロテック商材のTroGlassアクリルを使って、印象的なヴィンテージ看板「DINER(食堂)」を作ってみましょう。
準備
材料
- 透明アクリル:1216 x 606 mm、厚さ3mm、1枚(TroGlass Clear)
- 光沢のあるアクリル(レッド):1216 x 606 mm、厚さ3mm、1枚(TroGlass Color Gloss Red)
- LEDで光るアクリル(オレンジ):1216 x 606 mm、厚さ3mm、1枚(TroGlass LED Orange)
- つや消しアクリル(オレンジ):1216 x 606 mm、厚さ3mm、1枚(TroGlass Satins Orange)
- 光沢のあるアクリル(イエロー):1216 x 606 mm、厚さ3mm、1枚(TroGlass Color Gloss Yellow)
- 光沢のあるアクリル(ホワイト):1216 x 606 mm、厚さ3mm、1枚(TroGlass Color Gloss White)
- メタリック調のアクリル(明るいシルバー色):606 x 301 mm、厚さ3mm、1枚(TroGlass Metallic Bright Silver)
- 裏面に光沢のあるアクリル(スカイブルー):610 x 304 mm、厚さ3mm、1枚(TroGlass Reverse Gloss/Sky Blue)
※透明アクリル以外のアクリル板の裏面に粘着シート(両面テープ)をつけてください。
使用機種
- SP500
- 200W
- 2.5インチレンズ
- アクリル カッティング グリッド
※Speedyシリーズや他のーSPシリズのモデルでも加工できます。Speedyシリーズの場合は、加工エリアに材料が入る大きさに合わせて看板のデザインサイズを縮小してください。
ステップ・バイ・ステップ
ステップ1:デザインのデータ出力
このページのデザインファイルをダウンロードして、PDFファイルをグラフィックソフト(CorelDRAWまたはIllustrator)で開きます。使用するレーザー加工機の加工エリアに合わせて、デザインサイズを変更してください。
次にデザインデータを材料別にレーザー加工機用データ(=ジョブ)に出力します。材料名毎にデザインを選択し、グラフィックソフトの印刷でプリンター「Trotec Engraver」を選択、環境設定をクリック、出力設定タブを表示して下記を設定します。設定が完了したら最後に印刷のOKを押すと、JobControl(ジョブコントロール)レーザーソフトウェアにデータが出力され、自動でジョブが生成されます。
印刷 > Trotec Engraver > 環境設定 > 出力設定
印刷のデータ出力設定
印刷設定(加工オプション)
加工モード | 解像度 | カットライン |
---|---|---|
標準 | 500dpi | なし |
ハーフトーン調整 | その他 |
---|---|
カラー | 高度なジオメトリ 最初に内部ジオメトリ |
ステップ2:レーザー加工
加工するジョブデータに合わせて、材料のアクリルを加工テーブルにセットしします。
次にJobControl®(ジョブコントロール)レーザーソフトウェアをPC画面に表示し、ステップ1でデータ出力した加工する材料のジョブをJobControlのプレート上に配置します。それからJobControlの「材料テンプレート」を開いて、下記のパラメーターを設定します。パラメーターの設定後、レーザー加工を開始します。
パラメーター設定
カラー | 加工の種類 | パワー (%) | スピード (%) | 周波数(ppi/Hz) |
---|---|---|---|---|
赤 | カット CO2 | 100 | 1.8 | 20,000 |
パス(繰返し) | エアアシスト | Zオフセット | ディレクション | アドバンス |
---|---|---|---|---|
1 | ON | - | - | - |
ステップ3:組み立て
先ずオレンジの矢印を作ります。カットしたアクリルから材料が傷つくのを防ぐために付いている保護シートを剥がします。LEDオレンジを透明アクリルに取り付け、その上につや消しオレンジのアクリル、その上に白、次に黄色のアクリルを重ねます。赤のアクリルボードをオレンジの矢印の下に取り付けます。DINERの文字は、先ずメタリック調のアクリルを赤のアクリルボードに貼り付けます。その上に白、次にスカイブルーのアクリルを重ねます。最後にカットした白丸を矢印のアクリルの上に飾り付けします。
もっとアイデアをプラス!
TroGlassはレーザーに適したアクリル板で、しかも色のバリエーションが豊富。したがって、ヴィンテージ看板のようなアイキャッチ商品をつくるのに最適です。アクリルの色を変えたり、デザインをアレンジしたりして、オリジナリティある看板を作ってみましょう。アイデア次第で無限にオリジナルの看板を製作できます。