芸術的な花のデコレーション

このページのデザインファイルをダウンロードして、グラフィックソフト（CorelDRAWまたはIllustrator）で開きます。透明アクリルは予め額縁のサイズにカットしておきます。

サンプル写真のように花びらの部分をカラーデザインし、カットした透明アクリルの裏面にUVプリンターで花びらをプリントします。

もう一つの方法として、レジマークもデザインして花びらと一緒に透明アクリルにUVプリントし、その後にJobControl Visionカメラシステムを使ってレーザーカットすることもできます。

このページのデザインファイル（カットデータ）をグラフィックソフト（CorelDRAWまたはIllustrator）で開きます。

次に花のシルエットのデザインをレーザー加工機用データ（=ジョブ）に出力します。グラフィックソフトの印刷でプリンター「Trotec Engraver」を選択、環境設定をクリック、出力設定タブを表示して下記を設定します。設定が完了したら最後に印刷のOKを押すと、JobControl（ジョブコントロール）レーザーソフトウェアにデータが出力され、自動でジョブが生成されます。

印刷 ＞ Trotec Engraver ＞ 環境設定 ＞ 出力設定

印刷のデータ出力設定

印刷設定（加工オプション）

加工モード	解像度	カットライン
標準	500dpi	なし

ハーフトーン調整	その他
カラー	高度なジオメトリ 最初に内部ジオメトリ

※カット線の太さに注意してください。細すぎると折れてしまう可能性があります。

加工テーブルはアクリル カッティング グリッドをセットしします。

次にJobControl®（ジョブコントロール）レーザーソフトウェアをPC画面に表示し、ステップ2でデータ出力した花のシルエットのジョブをJobControlのプレート上に配置します。それからJobControlの「材料テンプレート」を開いて、下記のパラメーターを設定します。パラメーターの設定後、レーザー加工を開始します。

パラメーター設定

カラー	加工の種類	パワー (%)	スピード (%)	解像度／周波数（ppi/Hz)
赤	カット CO2	38	0.8	1000

パス（繰返し）	エアアシスト	Zオフセット	ディレクション	アドバンス
1	ON	-	-	-

※パラメーターは、加工する材料の材質や色、そしてレーザー加工機の機種やレーザー出力（W）によって異なります。仕上がりの良い最適な加工を検出するために、いくつかのパラメーターでテストすることをお薦めします。

カットしたアクリルの断面や表面に加工カスが残っていたら、水で湿らせた布で拭いて綺麗にします。

UVプリントしたアクリルを額縁に入れ、花のシルエットをその上に取り付けて完成です。