レーザー彫刻機とレーザーカッターの違いは?
レーザー彫刻の原理
レーザー彫刻は、材料に照射されているレーザー光が、線単位で材料を削っていく加工です。この加工方法はグリッド彫刻と呼ばれ、線に沿って加工するので、レーザーは水平方向に稼動します。
水平加工するレーザー彫刻には、画像や写真(JPGやPNG)、イラストやロゴ、象眼細工、微細文字、スタンプをレーザー加工用データに変換したラスター形式を使用します。
レーザーカットの原理
レーザーカットはレーザー光の熱で材料を分離する加工です。彫刻と同様に、レーザー加工機用データ(ジョブ)に従って、ベクターデータの直線や曲線をカットしていきます。このカット加工によって、材料をデザインしたデータのカタチに形成していきます。
トロテックのレーザー加工機
大型サイズのレーザーカットには、SPシリーズ
大型サイズのレーザーカットには、広い加工エリアと強いレーザー出力が求められます。トロテックのSPシリーズは、加工エリア1245 x 710 ~ 2210 x 3210 mm、レーザー出力60~400Wの機種をラインナップしています。大きな材料をそのまま加工テーブルに設置して、高精細でスピーディにカットできます。しかも断面はとても綺麗で滑らかに仕上がります。もちろん繊細な彫刻加工も優れていますが、SPシリーズは、特に大型サイズのアクリル、MDF、布地のカット加工に最適なモデルです。
大型レーザー(CO2)
SPシリーズ レーザーカッター
微細な彫刻やカットには、Speedyシリーズ
細かい彫刻やカットには、コンパクトで使いやすい作業スペースと、生産性を重視した速い加工スピードが求められます。トロテックのSpeedyシリーズは、微細加工に適したコンパクトサイズから汎用性の高いミドルサイズまでをラインナップ。加工エリアは610 x 305 ~ 1000 x 610 mm、レーザー出力は30~120Wに対応。高精細でスピーディなレーザー加工に最適です。レーザー発振器は、CO2、fiber、そしてトロテック独自開発のflexx(CO2+fiber)の3タイプから選べるので、ガラス、木材、プラスチック、布地、革、紙、石など幅広い種類の材料を加工できます。
コンパクト・ミドルサイズ レーザー(CO2、fiber、flexx)
Speedyシリーズ レーザー彫刻機