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最初に内部ジオメトリ
カット順の自動ソート
ソートされていないカットラインは、時間の浪費
カットと彫刻を同じ工程でレーザー加工する場合、最初に全ての彫刻をしてから全てのカットを行うのが正しい順番です。しかし、カットはデザインされた順番で加工されるので、外周のカットラインが最初に作図された場合は、外周が最初にカットされてしまい、カットされた材料は、傾いたり、ズレたりします。さらに手間なことに、加工テーブルの下に落ちるかもしれません。このような状態になると、内部のカット加工はできなくなります。
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ジョブの加工種類に順番をつける方法
カットラインを順序付けるためには、次の方法があります。
- グラフィックソフトで、カットする順番にカットラインを作図する。
- レーザー加工用データに出力する前に、グラフィック上のカットラインを手動で分類する。
- JobControl(ジョブコントロール)ソフトウェアの材料テンプレートのトロテックカラーに合わせて、カットラインを色別に分類する。
- トロテックカラー別に分類すると、材料テンプレートのカラーの並び順にカットされます。
- 最も簡単で便利な方法は、JobControl®の出力設定で「最初に内部ジオメトリ」機能を使うことです。グラフィックデータの印刷設定からレーザー用データに出力する際、この項目にチェックを入れるとカットラインを自動的に分類します。
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「最初に内部ジオメトリ」機能とは…
この機能をオンにすると、多くの加工処理が簡素化されます。それはカットラインが自動的に分類されるので、内部のカットラインが最初に、外周のカットラインは最後に処理されるからです。この機能を使うと、カットされた内部のパーツはまだ内部にはまっているので、下に滑り落ちることがないため、自動的に作業の質も向上します。さらにこの機能の使用は、グラフィック上でカットラインの順序を分類する必要がないので大幅な作業時間の短縮にもなります。
表示画面
グラフィックソフトの印刷 > Trotec Engraver > 環境設定 > 印刷設定の出力設定(加工オプション)
関連ページ
パラメーターの定義
※パラメーター設定で必要な各項目の説明です。