Speedy 360がもたらす新たなビジネスの可能性

ベルギーのTourné Aluminum Products（TAP）は、1989年に設立され、当初は主に金属加工企業としてスタートしました。同社はアルミからステンレス鋼、木材からアクリルまで、さまざまな材料と用途で文字製造を手がけています。

TAPの主な顧客層は、葬儀業界、建設会社、アーティストや法人ギフト販売業者です。設立当初はアルミの加工に焦点を当てていましたが、その後、成功を収め、主に金属加工に特化した企業に発展しました。
トロテックのミドルサイズレーザー「Speedy 360」の導入により、TAPは新しいサービスである、「レーザー彫刻」を事業に追加できるようになりました。

TAPは、成形、フライス加工、ウォーターカットなどのサービスを提供していました。特に葬儀業界のクライアントからの彫刻の需要が高まったことから、レーザー加工機の導入を決めました。

最初はレーザー彫刻を外注していましたが、Speedy 360レーザー加工機の購入により、彫刻作業を内製化することができました。

Speedy 360を導入したことで、主に金属加工を専門としていたTAPに新たな可能性が広がりました。ディレクターのムーマンス氏は、レーザー加工機の汎用性と日常的な使用頻度に注目し、「当社は小規模な生産に対応しており、個々の製品から大量生産までさまざまな仕事を引き受けています。毎日異なるプロジェクトに取り組んでいます。」と述べています。

トロテックのレーザーを選んだ理由は、トロテックが提供するサービスとマシンの品質にあります。「何か問題が発生したり、新しい製品に取り組みたい場合は、トロテックにメールを送ると、すぐに良いアドバイスをもらえます」とムーマンス氏は述べています。そのため、トロテックのサービスは非常に重要な付加価値となっています。

Speedy 360は、メモリアルプレートの彫刻、家具製造のロゴ作成、法人向けギフトのための彫刻、木に真鍮のロゴを施すための作業など、多岐にわたる用途で活用されています。
Speedy 360は高速かつ高品質な加工が可能であり、TAPでは様々な分野で効果的に利用しています。

TAPでの「レーザー彫刻」サービスの順調な進展には、トロテックのレーザーソフトウェアであるRuby®のおかげがあります。

その使いやすさと、ソフトウェアの操作が簡単であるという点が大きな魅力です。「Ruby®ソフトウェアの最大の利点は、レーザー加工に必要なあらゆる要素が統合されていることです。たとえば、グラフィック機能が組み込まれているので、他の複数のソフトウェアを使いこなす手間が省け、さまざまなファイルも簡単にインポートできます。私たちは本当にRuby®に満足しています。」