アクリル製はねかえり防止治具
アクリルをカットする際、レーザーがアクリルの背面に反射し、材料に傷をつけることがよくあります。反射を防ぐには、適切なカッティングテーブルを使用することができますし、また材料とテーブルの間のスペースを広げることで傷を軽減できます。
アクリル材を使って、レーザーのはねかえりを防止できる治具を作る方法をご紹介します。アクリルの治具は、アルミニウム カッティング ブレードのグリッドにぴったり収まるように作られています。
こちらでは、さまざまなアクリル治具のカットファイルをご覧いただけます。
準備
材料
- アクリル材、最小厚み6mm(今回は10mmを使用)
使用する装置:
- Speedy 400
- 120 W
- 2.5 インチレンズ
- アルミニウム カッティング ブレード、ハニカム カッティング テーブルまたは アクリル製カッティング ブレード
このサンプルは、Speedy シリーズのすべてのマシンで作成できます。
ステップ・バイ・ステップ
ステップ 1
デザイン
テンプレートをインポートして、必要に応じてアレンジしてください。
「ジョブを作成」で、デザインを「準備」画面に移動させます。
ステップ 2
レーザー加工
ジョブをお好きな位置に配置します。レーザーパラメーターは、レーザー加工機の種類やレーザー出力によって異なる場合があります。レーザー加工の「キュー」にジョブを送信します。
内側の図形から加工:オフ
重なったカットラインをスキップする:オフ
エフェクト | カット速度 |
加工 | カット |
レイヤー | 赤 |
出力(%) | 95 |
速度(%) | 0.2 |
Hz | 1000 |
ソース | CO2 |
エアアシスト | オン |
Z-offset | -3mm |
パス | 1 |
出力補正 | 10 |
パス計画 | 標準 |
ステップ 3
仕上げ
アクリル治具をカットした後は、保護シートを取り外し、作成した治具をアルミニウムカッティングブレードに置いてください。
ヒント
加工エリアの大きさに応じて、適した形状のアクリル治具をお使いください。