デジタルプリント生地の加工に最適なレーザー加工機

デジタルプリント生地に適したカッティング技術・機器とは
一般的に広告幕はポリエステルに印刷を施して製作されており、屋内および屋外の広告、バックライトサイン、POP、展示ブース、店舗用什器、垂れ幕・バナー広告など、幅広く使用されています。こうした広告用の生地はハサミのカッティングには、裁断台での手作業や型抜き、ナイフなどの手法の他、近年ではレーザーも多く活用されています。
カッティング技術の種類:ダイカット、ナイフ、レーザー
手作業によるカッティングは、個別のアイテムやサンプルなど、ごく少量の生産に限定されますが、ダイカットは、同形状のアイテムを大量に効率的かつ正確に切り抜くのに適しています。2個から5,000個程度の中ロットの生産には、ナイフやレーザーによるカッティングが柔軟性が高く、コストパフォーマンスにも優れています。
デジタルプリント生地をレーザーで加工する利点
レーザー加工では、熱による裁断で布地の断面が溶着され、ほつれが発生しません。その結果、後工程が大幅に簡素化され、ヘミング加工が不要となります。さらに、レーザー光は生地に圧力をかけないため、布地がよじれることがありません。また、工具の摩耗がないため、途切れることなく安定したカッティングが可能です。一部のレーザー加工機では切断面が変色することがありますが、広告幕用に最適化されたレーザーシステムなら、安心してご利用いただけます。