革をレーザー加工するヒント
本革レーザー加工のヒント
本革は天然素材のため、数えきれない程の種類があり、その特徴は全て異なります。よって、レーザー加工で一定のルールを確立することは難しいのですが、下記の共通点が挙げられます。
本革の共通点
- レーザー加工中に本革が変形する場合、レーザー出力(パワー)を下げることをお奨めします。
- 加工した革をきれいにする際、天然素材の場合、クリーナー(洗浄剤)の使用はお奨めしません。洗浄力の強いクリーナーは、乾燥してカサカサになったり、シミになる可能性があります。どうしてもクリーナーを使用したい場合は、目立たない部分か端材で試してから洗浄しましょう。
合皮レーザー加工のヒント
- 合皮は通常、布の層で構成されているので、形が安定していて取扱いが簡単です。
- 濡らしたスポンジかティッシュで簡単に洗浄できます。
- 合皮をレーザー彫刻する場合、焦点をずらすことで明るめの色に変えることもできます。 焦点をずらす方法は、Ruby®ソフトウェアのZ-Offsetで調整できます(上記スクリーンショットを参照)。
さらに詳しい情報は・・・
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皮(レザー)は多目的に使える素材です。財布、ベルト、ブレスレットなどが皮から作れます。さらにレーザー加工機を使えば、合成皮革や人工皮革、そして天然皮革であっても、独特な風合いやタッチを入れてオリジナリティ溢れる皮製品が作れます。そこで皮のレーザー加工について、お役立ちヒントをご紹介します。
皮革の基本加工
レーザー加工で最適な彫刻の仕上りにするためには、「Air Assist」をOn、解像度を500PPIに設定しましょう。両方のパラメーターとも、Ruby®ソフトウェアの材料データベースで設定できます。