![印刷のデータ出力設定(アクリルのメニューブック用)](/static_processed/c6a0249af97e312881cc44c87d30e93f/.jpg?{"image":"https://backend.troteclaser.com/static/images/knowledge/diy-samples/photoengraved-menu-card/set-of-menucards.jpg","edits":{"resize":{"width":1280,"height":640,"fit":"cover"}}})
表紙を写真彫刻した
メニューブック
レーザー加工機で、表紙の二層板に写真を彫刻したメニューブックを作ってみましょう。
準備
使用機種
- Speedy 360 レーザー加工機
- 80W
- 1.5インチレンズ
※他のSpeedyシリーズ機種でも対応可能です。
※写真の細かい彫刻を施すため、焦点距離の短い1.5インチレンズの使用を推奨します。
アクセサリー
- バキュームテーブルとアクリル カッティング グリッド
※カットの仕上がりを良くするために、カッティングテーブルの使用をお薦めします。
ステップ・バイ・ステップ
![image-laser-engraving.jpg レーザー彫刻用の写真データ(車)](/static_processed/0b4637115e6525969c0279b1a15f2098/.jpg?{"image":"https://backend.troteclaser.com/static/images/knowledge/diy-samples/photoengraved-menu-card/image-laser-engraving.jpg","edits":{"resize":{"width":650,"fit":"cover"}}})
ステップ1:表紙の作成
先ず表紙のデザインデータを用意します。このサンプルのデザインを使用する場合は、ページ下のデザインPDFをダウンロードして、表紙デザインのファイル(Photoengraving_TroLasePink.pdf)をグラフィックソフト(CorelDRAWまたはIllustrator)で開きます。オリジナルの場合は、彫刻したい写真をグラフィックソフトに配置して、デザインデータを作成します。
※レーザー彫刻に適した写真については、「 JobControlレーザーソフトウェアを起動し、ステップ1でデータ出力したジョブをJobControlのプレート上に配置します。次にJobControl画面のメニューバーから「設定」→「材料テンプレートの設定」を開いて、下記のパラメーターを設定します。ステップ2:パラメーターの設定(表紙)
![material-handling-laser.jpg アクリルをレーザー加工して作成したメニューブックの表紙](/static_processed/59ce0c004d8449186c1e1ec502443d22/.jpg?{"image":"https://backend.troteclaser.com/static/images/knowledge/diy-samples/photoengraved-menu-card/material-handling-laser.jpg","edits":{"resize":{"width":650,"fit":"cover"}}})
ステップ3: レーザー加工(表紙)
保護紙をピンクの二層板から剥がします。レーザー加工機で彫刻(パラメーターの黒)とカット(パラメーターの赤と青)を行います。
材料を加工テーブル上にセットします。次にAtmos集塵脱臭装置 のスイッチを入れて(連動設定の場合は不要)、最後にフォーカスツールとレーザー加工機の操作パネルでZ軸(高さ)の焦点距離を位置決めしたら、レーザー加工を開始します。
![laser-engraving-rhombic-pattern.jpg](/static_processed/437de4dd4d877859e2fe2560c01720af/.jpg?{"image":"https://backend.troteclaser.com/static/images/knowledge/diy-samples/photoengraved-menu-card/laser-engraving-rhombic-pattern.jpg","edits":{"resize":{"width":650,"fit":"cover"}}})
ステップ4:ひし形模様のパーツ
このサンプルではアイキャッチとして、違う種類の二層板にひし形模様をレーザー加工で表現し、表紙に組合せるデザインにしました。ステップ1でダウンロードしたデザインPDF*の1ファイル(RhombicPattern.pdf)を、グラフィックソフト(CorelDRAWまたはIllustrator)で開きます。グラフィックソフトの印刷→プリンターからTrotec Engraverを選択し、環境設定をクリック、出力設定タブを表示して下記の設定を行います。
![jobcontrol-trolasethins.jpg アクリルの二層板に写真をレーザー彫刻する手順](/static_processed/b09d5968a94e105164668398c43346cb/.jpg?{"image":"https://backend.troteclaser.com/static/images/knowledge/diy-samples/photoengraved-menu-card/jobcontrol-trolasethins.jpg","edits":{"resize":{"width":650,"fit":"cover"}}})
ステップ5:レーザー加工(ひし形模様)
保護紙をはがして、黒と白の薄い二層板を加工機にセットします。レーザー加工用にデータ出力したひし形模様のジョブをJobControl(ジョブコントロール)のプレート上に配置します。次にJobControlの「材料テンプレート」を開いて下記のパラメーターを設定し、下から上への彫刻ジョブ、次にカットジョブを実行します。
*デザインPDFの黒を彫刻すると、二層板の黒い表層が削られて二層目の白が見えるデザインです。
![menu-card-assembling.jpg](/static_processed/a799b9d74f752bf94d8b255f0b637b6c/.jpg?{"image":"https://backend.troteclaser.com/static/images/knowledge/diy-samples/photoengraved-menu-card/menu-card-assembling.jpg","edits":{"resize":{"width":650,"fit":"cover"}}})
ステップ6:仕上げ
水で濡らして湿らせた布で、加工した2つの二層板の表面とカット面を拭いて綺麗にします。ひし形模様の二層板裏面の粘着テープを剥がして、ピンクの二層板に貼り付けます。メニューを足して、レーザーカットした穴を留め部品で表紙と一緒に留めます。これでオリジナルのメニューブックが完成です。
![木材とアクリルグラスに写真彫刻したメニューブック](/static_processed/086ca17f4562f06d85bb537346b2e01d/.jpg?{"image":"https://backend.troteclaser.com/static/images/knowledge/diy-samples/photoengraved-menu-card/inspirations-menu-card.jpg","edits":{"resize":{"width":640,"fit":"cover"}}})
バリエーション
サンプル写真のように、木材やアクリルグラスなど色々な材料に写真彫刻をアレンジして素敵なメニューブックを作りましょう。
![troGROUP Logo](/_nuxt/img/trogroup.d59f4c0.png)